イベント情報EVENT
2025.01.18(土)〜02.20(木)
セミナー・フォーラム
ナカノシマ大学 2025年 2月講座
蓮見恭子(作家)
小説『はにわラソン』の作者が
古墳の郷・古市の魅力を語る
世界遺産登録から6年。
空が広く食べ物が美味しい古墳のまちでマラソン!?
講 師: 蓮見 恭子(作家)
開催日 |2025年2月20日(木)
会 場 |大阪府立中之島図書館 3階 多目的スペース2
時 間 |18:00 ~ 19:40(受付18:30から)
受講料 |2,500円(小学生以下1,500円)
定 員 |100名
申込み |公式サイトからのみ
https://nakanoshima-daigaku.net/seminar/article/p20250220
主 催 |大阪府立中之島図書館指定管理者ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
企画協力|ナカノシマ大学事務局(株式会社140B)
住吉大社界隈を舞台にした『たこ焼きの岸本』で「大阪ほんま本大賞」を受賞した蓮見恭子さんの新作『はにわラソン』が地元で話題になっています。舞台は架空の「土師(はぜ)市」ですが、古市古墳群の「あの市」だと誰もが分かります。
物語は、市長の思いつきで「町おこしに42.195kmのマラソン大会をやる」と!?
主人公以外の運営スタッフは素人ばかりでドタバタの連続。でも大会までの緻密なプロセスは読み応えたっぷりだし、「あの市」が古墳だけでなく、豊かな自然環境や食材の宝庫だという発見もあって、一粒で何度も美味しい作品になっています。
「世界遺産になったときにちょっとだけ行った」というあなたも、蓮見さんの講義を聞いてこの小説を片手に、古市の魅力を再発見してみてください。
蓮見 恭子 はすみ・きょうこ
1965年堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年、『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞して作家デビュー。2020年に刊行した『たこ焼きの岸本』で第8回大阪ほんま本大賞を受賞。他の著書に『襷を、君に。』『人魚と過ごした夏』『神戸北野メディコ・ペンナ 万年筆のお悩み承ります』『君と翔ける 競馬学校騎手課程』『シマイチ古道具商 春夏冬(あきない)人情ものがたり』など。